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元 子連れバーダーの日々

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2022年 12月 19日

初冬の山で凍える鳥撮り

12月に入って最初の土日は
全国旅行支援を利用して初冬のお山へ。
電車とレンタカーを乗り継いで
たどり着いた高原はもうすっかり冬の装い。
山の上には雪が積もっていました。
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森の中は静寂に包まれカラ類の声さえしません。
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それでも何とかゴジュウカラゲット
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後は鳥はほとんどおらず。
そのまま山は夕日に染まります。
天気は最高なんですけどねえ。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22013280.jpg
結局この日は成果のないまま宿に入り、
極寒の中ほぼ貸し切りの露天風呂で
芯まで温まりました。
月を眺めながら頭が凍りそうな外気の中
ホカホカの湯船にのぼせるまで漬かりまくり、
これは極楽じゃ~106.png

さらに風呂上りは冷たいビールと
美味しいお食事
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22132703.jpg
鳥はいなかったけど十分幸せです(^^)

食後はほろ酔い&フル装備で
星を眺めにちょっとそこまで。
周りの山からは鹿か猿か、
何かの獣の声が長いこと響いていました。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22013385.jpg
翌朝は日が出る前に出撃。
目星をつけていたポイントは
草まで凍り付いていました。
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そんな凍える様な空気の中、
カケスが遊んでくれました。
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2羽が付かず離れすの距離感で
餌を採ったりジェージェー鳴いたり。
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キレイな水色のシマシマを
堪能させてもらいました。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00053797.jpg
あとはお食事中のニホンザルの
群れにも会えました。
毛皮が暖かそう。
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そうこうしているうちに
あっという間に朝ご飯の時間。
そろそろ帰ろうと車へ向かっている途中
そこここでヒラヒラと舞っていた
ウスバフユシャクの仲間が
一つの枝に集まってくるところに遭遇
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22232485.jpg
産卵でもしてるんでしょうかね?(翅が無いというメスに集まっていたのかも)

ともあれ朝撮りはこれで終了。
宿に戻って朝バイキングを
たっぷり頂いた後は
宿の前の湖をちょっと散策。

山のほうから風が吹いてくると
それに伴い雪が舞います。
そんな中ミソサザイをもうちょっと
ゆっくりさせたような
きれいな囀りが聞こえてきました。
声のほうを探してみると
岸から水中に出たり入ったりする鳥発見。
カワガラスです!
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045036.jpg
普段ビッと鳴きながら飛んでいく
イメージが強いんで
こんな声で囀るとは思いませんでした。
ミソとシルエットは似ていると思ったけど
囀りも似てるんですねえ。

見ているとだんだんこちらに
近づいてくるカワガラス。

やがて「ここに乗っておくれ!」
と思っていた倒木の上にひょいと
止まってくれました!
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045084.jpg
カワガラスもここがお気に入りらしく
ノビをしたり
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045168.jpg
エンジェルポーズをとったり
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045192.jpg
時折雪がちらつく中、
その姿を堪能させてくれました。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045008.jpg
宿をチェックアウトした後は
レンタサイクルで湖畔まで。
鳥もおらず意外とハードだったので
あまり写真も撮らずひたすら
湖畔を目指しました。

オオワシいないかなあ・・・
とちょっとだけ期待したのですが
オオバン以外ほとんど鳥はおらず。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22013343.jpg
電動アシストだったので帰りはパワーオン、
これはらくちんだ~
坂をぐんぐん上ってあっという間に
中間地点の湿原入り口に到着。

まだ時間はたっぷりあるので
ここから徒歩で湿原を
ひと回りしてみることにします。

歩き出すとすぐエナガの群れに遭遇。
これは期待が持てるか!?
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22013265.jpg
と思ったものの、その後は鳴かず飛ばず。
そういえばここには有名な
一本白樺があるらしいけどどれでしょ?
これかな?
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_22013472.jpg
白樺いっぱいあるのでよくわかりません。

結局鳥にはほとんど
会えないまま湿原一周。
再び自転車にまたがり
アシスト全開で楽々帰途につきました。

冬季閉鎖の大きな駐車場に差し掛かると
ツグミの群れに遭遇。
その下の草むらにはコガラの群れも。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045186.jpg
山では普段あまり気に留めないコガラもこ
う鳥が少ないととってもありがたく感じます。
コガラを撮っている間もすごい数の
ツグミが飛び交っています。
今回一番賑やかなシチュエーションです。
しかしこれだけツグミがいるんだから
一羽くらい混じっていないかな?
と片っ端からチェックしていくと・・・

居ました!ハチジョウツグミ!
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045140.jpg
今回割と鳥難気味でしたが
こいつに会えたので今回の遠征は
大成功ということでいいでしょう。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045171.jpg
オレンジのお腹が綺麗だ~うれし~(^^)

予想していなかった出会いに
ウキウキしているとアカゲラも登場
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045110.jpg
ここらへんじゃそんな珍しくもないと
思うんですけど、どうして今まで
出てきてくれなかったんでしょ。
初冬の山で凍える鳥撮り_c0403199_00045286.jpg
こうして最後でそこそこ成果を得られ
満足の行く遠征になりました。

まあ鳥というより
露天風呂がめちゃくちゃ気持ちよかった~106.png
に尽きますけど!






# by toraorat | 2022-12-19 23:03 | 野鳥 | Comments(0)
2022年 11月 20日

PF500mmF5.6導入からのテストの日々

Z400mmF4.5も在庫のあるお店が出てきて
サンヨンPFと入れ替えようかどうしようか気持ちがざわつきまくっていたのですが
最短撮影距離が300PFと比べるとかなり伸びてしまうので虫撮りには厳しいかな
なんて思うとちょっと躊躇してしまっていました。
そしてF値、ロクヨン無き今F4.5VS F4となるとちょっとでも明るいサンヨンは残したいし・・・

一方Z400mmの利点はFTZがいらないので全長を短くできること。
これはNCのダミータンクのところに入れるのには都合がいいです。
テレコン入れれば560mmだから出張の時忍ばせていくにもちょうどよさそう。
手振れ補正も5.5段でしたっけ、その恩恵は863でかなり思い知ってます。
それに何よりもはやZのボディーしかないのでやっぱりZマウント使うべきなんでしょうけどねえ。

ただこれには絶対必要と思われる1.4Xテレコンがいつ手に入るかわからないくらい品薄ってこと。
それにテレコン高い!これが一番の難点。

と、そんなことを考えているときふと心に引っかかったのが絶賛値下がり中の「AF-S500mmF5.6EPF」
これなら445の予算でサンヨン維持したままで導入できます。テレコンもFマウントのがあるのでそのまま使えるしねえ。
NCに入るかどうかはやってみないとわからないけど、バイクで遠征の時は863をトランクケースに入れて
ダミータンクにはサンヨンという今までのスタイルで行けばいいし、
556は自転車とか出張とか散歩のお供にZ50と運用すればオリのサンヨンと同じ感じで使えるし・・・

なんて思っていたらすごーく欲しくなっちゃって
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435069.jpg
導入!

なんだかPF3兄弟そろっちゃいました105.png
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435211.jpg
重量はZ50に付けたときはオリセットよりちょっと重いくらい。
Z9はボディーの重さが重さなので軽いとは言えませんが
サイズ的には500mmでこれなら小っちゃくていいですね。

NCのダミータンクにはZ50とのセットなら何とか入りました。 
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435177.jpg
それでは早速試し撮り。まずはZ9とセットで鳥ポタへ。
まずはカワセミがいたので初ショット。うん、サンヨンテレコンとは雲泥の差。
ファインダー像もサンヨンPFと比べると全然安定していて手振れ補正効いている感じ。
お友達のGさんが絶賛するだけあります。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435310.jpg
逆光に弱いとのうわさでしたが光る水面バックのタシギも別にそんな破綻はありません
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22500785.jpg
夕方ジョビ男も撮らせてもらって引きでも結構しっかり写ってくれるのを確認。
良いレンズですね!画角と解像感のバランスもちょうどいい感じ。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22500715.jpg

続きましてレール&レンタサイクルでちょっと遠征。
この時もZ9との組み合わせです。基本手持ちなので気軽なのもいいですね。
狙いは猛禽でしたがこの日はスカ。代わりにコウノトリが飛んできたのでトビモノを。
まあZ9ですからこれくらいは撮れてくれないとね。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22500718.jpg
続いて道路を渡るイノシシに遭遇。とっさの撮影にも振り回しやすいので対応しやすいです。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435314.jpg
芦原にはジョビ子さんの姿。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435389.jpg
草むらから声が聞こえていたオオジュリンも見える所に出てきてくれました。
ちょっと距離がありましたがまあまあ解像してくれます。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22500755.jpg
夕方になって再びイノシシ一家に遭遇。SSが1/40くらいになるとブレ率が高くなってきます。
被写体ブレもあるとは思いますが。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22500699.jpg
そしてこの日もジョビ男で〆
今年はジョビ男によく会います。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435358.jpg

ここまではZ9との組み合わせで使ってきましたが
本来一番よく使うであろうZ50との組み合わせもテストしないと。

このセットはほんとに軽いのでリュックに入れておくと持っているのを忘れてしまうくらいです。
合わせて2000gくらいですからね。
ただZ9に比べるとAF弱いに違いないZ50果たしてどうなるか。

散歩のついでに持っていってコサギでテスト。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22583465.jpg
AF-Cでもちゃんと写りますね。条件も良かったんでしょうけど
これなら河原のCRでよく遭遇するチョウゲンボウのホバとかだったら使えそうです。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22583490.jpg
さて小鳥はどうかな?雨の降りだしそうな天気の本日、近所の公園へ行ってみたら
またもジョビ男に遭遇。薄暗かったのでSSD1/30くらいでしたが何とか止まってるショットも
あったのでまあ大丈夫ですかね。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22434917.jpg
でもこれくらい条件悪いときは一脚使ったほうがいいかな。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22434982.jpg
紅葉に絡んでくれなかったのがちと残念でしたが地元でジョビ男に会えると嬉しくなっちゃいます。
PF500mmF5.6導入からのテストの日々_c0403199_22435036.jpg
と、こんな感じでなかなか良く写る500PF、
お手軽なので持ち出す機会は863より増えるかも。

後はZ50の上位機種が出れば完璧です。












 







# by toraorat | 2022-11-20 23:29 | 撮影機材 | Comments(0)
2022年 11月 01日

西のヒタキ祭り

あっという間に10月も最終日のハロウィンですねえ。
この10月ですが、神戸ことりウィークという催事に出ていたのでなかなかバタバタしておりました。
そして1週間の催事のあと、少々お休みをいただき西のヒタキ祭りを堪能してきました。
もちろん狙いはムギマキ!

催事撤収の翌日、まずはお山に向かったのですがキビメスに会えただけ。
西のヒタキ祭り_c0403199_00162824.jpg
ご一緒させていただいたお姉さまの話だと
今年はまだほとんど入っていないとの事でした。
しょうがないので頂上まで行って景色を堪能していると・・・
西のヒタキ祭り_c0403199_21470971.jpg
西のお友達からのメッセージに気づきました。なんと別ポイントにムギが出ていると!
ありがとうございます~と大感謝しつつ大慌てで山を下り、移動するため駅に行くと
さっきのお姉さまに遭遇。僕を見つけて大慌てで声をかけてきてくださいました、
別ポイントにムギが出たから一緒に行きましょうと(^^)
西の皆さんいい人ばっかりだ~

というわけでお姉さまにガイドをしていただきムギが出ているというところに行ってみると
すでにかなりの人だかりでした。

状況を伺うとメスと若が時々やってくるそうです。よっしゃ、可能性出てきたぞ!
ワクワクしながら待っていると、まず来てくれたのがサメビタキ。
西のヒタキ祭り_c0403199_21315360.jpg
呉茱萸の実が熟してきたようでその実を狙ってヒタキたちがやってくるようです。
サメビタキも今期初だなあ、とちょっとホッコリしていると、
次にやってきたのがオオルリ若!おお~キレイじゃ~~~!!!
西のヒタキ祭り_c0403199_21434584.jpg
関東ではあまり見る機会のないオオルリ若ですが関西では結構多いみたいです。

やがてムギマキ!の声!
どこどこ?みんなシャッター切っていますがどこにいるか分かりません!
必死で探しまくり思いがけない場所にその姿を発見したとたんムギマキは飛んでしまいました、チキショ~ッ!

はあ~くやし~~~~

でもまだチャンスはあるはず、と気を取り直し再び待機。
また鳥の影が現われますが圧倒的多数派はキビメス。
その中に明らかにシルエットの違う大型個体登場。これはオオルリメスですね~
西のヒタキ祭り_c0403199_22024085.jpg
サメもよく出てきてくれます。コサメやエゾは混じっていないみたいですねえ。
西のヒタキ祭り_c0403199_22021513.jpg
そして再びムギ登場!今度はちゃんと捕捉できました画枝被りが厳しい~|
西のヒタキ祭り_c0403199_21370718.jpg
何とか本体だけ抜けましたが証拠写真だなあ。

その後嬉しいキビオスも登場。
西のヒタキ祭り_c0403199_21374462.jpg
キビタキのいた山茱萸周りをチェックしていると抜けてる枝にオレンジの小鳥が飛んできました、ムギじゃ~~~!!!
慌ててファインダーに入れて連写!よし、ちゃんとしたムギゲット!
西のヒタキ祭り_c0403199_21315720.jpg
メスだけど文句はありませんよ、ムギにちゃんと会えて良かったよぉ~103.png
今回催事に800mmとZ9を見ってきた甲斐がありました(^^)

その後もオオルリ若
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サメビタキ
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キビと山茱萸食堂でヒタキ三昧
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ムギマキももう1チャンス
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と、大満足のヒタキ祭りとなりました。
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この日の晩にひーこさんも合流し、翌日からはレンタカーを借りて淡路島に渡ります。
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鳥撮りは前日に満喫したのでほぼ観光モードです。
タマネギバーガーを食べ、
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鳴門の大渦を見て
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宿にチェックインしたらビール片手に浜に降りてマッタリ。平和だ~
西のヒタキ祭り_c0403199_22205609.jpg
そんな感じで案の定鳥はほぼ現れず。
トビはいっぱいいるんですけどねえ。
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それでもほぼ日が暮れた後、街灯に照らされてフライキャッチを繰り返すエゾビに遭遇。

もう真っ暗で撮影どころではないので翌朝にかけることにして
晩御飯は淡路の海の幸を堪能させていただきました。お風呂も気持ちいかった~
西のヒタキ祭り_c0403199_22285396.jpg
夜は星を見ようと思っていたのですが、晩御飯を食べすぎてお腹はちきれそうになりそのまま気絶。

おかげで翌朝は早くに起きれたので宿の周りで鳥探し。狙いは昨日のエゾビタキ。
朝一で出てきてくれたのはイソヒヨドリのメス。オスが良かったけど・・・
西のヒタキ祭り_c0403199_22373701.jpg
空には今日もトビがいっぱい。
と油断していたらミサゴも交じっているじゃないですか!
時々飛んでくるので気づいたときはすでに後ろ姿ということばかりでまともに撮れず、悔し~!

まあ本命はエゾビです。怪しい小鳥はいないかな?と探しまくっていると・・・

いたっ!怪しい影!

木の枝にとまったところをファインダーに入れると
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今期初の冬鳥としてのジョビ子でした。最近はバリバリ繁殖しているからもはや冬鳥じゃなくて漂鳥なのかな?

そしてさらに怪しい影が!今度はほんとにエゾビタキでした!!
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これで今回のヒタキ類は全部で6種、なかなかの成果ですねえ。
さらにエゾビタキはまだこの秋まともに撮れていなかったので幸せ~
たっぷり堪能させていただきました。
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あまり期待していなかった割には少々成果があって嬉しい気持ちで朝ご飯をたっぷり頂いたらチェックアウト。
ひーこさんが手続きをしている隙に最後のミサゴチャレンジ。幸い魚を掴んだ奴が飛んできてくれて何とか撮影成功!(^^)
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さあ、それじゃ本州に向かいましょうかね。
せっかくの淡路島、高速で一気に移動してしまうのももったいないので
海沿いの道を通って北上。

海の綺麗な海岸で一休みしたらヒヨドリの大群が海を渡っていくところに遭遇。
西のヒタキ祭り_c0403199_21381112.jpg
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斜面から飛び立った群れがいくつも合流して付近をぐるぐる飛び回り、
大きな群れになって一斉に海を渡っていく様はなかなか感動モノでした。

海の中には小魚の群れと一緒にアオリイカの群れが。イカ好きのひーこさんは大興奮でした。

その後もきれいな海岸があると立ち寄りながら北へ向かいます。
西のヒタキ祭り_c0403199_23094706.jpg
そして今回最後の目的地の公園に到着。
中々木々の多い良い公園じゃないかね。
と歩き出すと、どこからともなくナルトのBGMが、そして丹次郎の叫び声が・・・
公園全体でアニメのアトラクションをやっているらしく中々の騒々しさです(^^;

その喧騒から逃れるべく細道に分け入るとキビ声が聞こえてきました。
見上げると食べごろのカラスザンショウがたわわに実っています。
そこにキビオスの姿が!
西のヒタキ祭り_c0403199_23210365.jpg
オスメスの2ショットも見られましたが葉っぱ被りはどうにもなりません。
西のヒタキ祭り_c0403199_23210897.jpg
もうちょっといい所に降りてきてくれないかとしばらく待ってみたののの
見上げポジションはどうにもならず先へ進みます。

するとオレンジの小鳥が飛び立ちました。こっそり覗いてみるといたのはジョビ男!
西のヒタキ祭り_c0403199_21381706.jpg
こちらも今期初。
中々愛想の良い子でゆっくりと眺めることができました。

足元にはマイマイカブリが歩いています。初めて見たかも。
10月の割にはとても暖かい日だったので虫も冬眠してる場合じゃないですね。
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ここから本州を望める展望台に登ってみると再びエゾビタキ発見!
きっとここまで海を渡ってきて一休みなんでしょうね。
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さらに冬鳥アトリも発見!
こいつはこれから本土に渡っていくのかな?
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これが今回の鳥納め。

満ち足りた気分で乗った空港へ向かうポートライナーからは綺麗な夕景が望めました。
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空港に着くとまだちょっと時間があったので展望デッキに行ってみたらなんだかえらい人だかり。
なんだろうと思って混じってみると神戸の街に花火が上がっていました。
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こんな素晴らしいフィナーレに見送られ、お仕事含め楽しかった10日間の神戸生活は終了。
とっても大満足のヒタキ尽くし、また来年も戻ってきたいなあ!



# by toraorat | 2022-11-01 00:10 | 野鳥 | Comments(0)
2022年 10月 04日

キンモクセイと秋の渡り


この週末は空気がキンモクセイの香りに満ちていましたねえ。
この香り、まさに秋です。なので秋の渡りを求めてバイクでウロウロ。

土曜日は沼をめざしました。行く途中で畑の上を旋回するノスリに遭遇。
バイクを止めてハチロクサン手持ちでひと写しします。青空に猛禽ってのも秋っぽいなあ。
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沼に着くとひーこさんがうるさいので鳥の前にうどんで腹ごしらえ。
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田舎うどんってやつですかね。僕はカトキチの冷凍讃岐うどんが一番好き(^^;


お腹もいっぱいになったのでハチロクサン+Z9手持ちで沼に行きます。
ここではまずコチドリがお出迎え。
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中洲のほうにもシギチの姿が見えます。
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そっくりの姿の大きいのと小さいの。コサギと比べるとサイズ感がわかるかな?
大きいのはアオアシシギ。
そして小さいほうがコアオアシシギってやつでしょう。なんせこんなにそっくりなんですから。
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手持ちで身軽なのでとりあえず沼を一周しようと歩いていくと
岸辺に2羽のシギ発見。オジロトウネンでしょうかね、多分?
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シギチは難しい~。


沖の浅瀬にはダイチュウコアマ入り混じった白いサギの群れが休憩していました。
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その先では会いたかったセイタカシギの一家がこれまた休憩中。若は目つきがあどけなくて可愛かった~
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折り返しあたりではカワセミが止まっていました。
背景はなんですけど(^^;
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帰り道は逆光でいまいち視界不良。鳥もあまりいません。
ど逆光でイソシギ
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そしてこれまた秋らしく高鳴き中のモズと赤とんぼを撮ってこの日は終了。
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翌日曜日は夕方からバイクのタイヤ交換の予約が入っていたので
ちょっと早めに公園に出撃。森の中狙いなのでちゃんと三脚は持っていきます。

森の中はところどころ小規模な人だかり。
なので人のいないところを狙ってまずはキビメスゲット。
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さらに耳を澄まして森の中を歩いていくと複数のキビ声が聞こえたのでちょっと長く粘ってみます。
30分ほど粘ったでしょうか、梢のほうを動く怪しい姿が目に留まりました。おおっ黄色いじゃん!

というわけでこの秋初のキビオスゲット!
キンモクセイと秋の渡り_c0403199_22195558.jpg
同じ範囲を飛び回っていたので目で追い続け、見える所に止まった瞬間を狙ってシャッターを切りますが
あまり鳥AFは当てにならなそう、中央一点が吉ですかね。
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ともあれキンモクセイ色のキビオスにあえてこの日の目的は達成。
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人が集まってきたのでその場を退散して歩いているとお知り合いに遭遇
早速導入されたというR7などいじらせていただき物欲を刺激されまくります。
RF100-400とセットならZ100-400の予算でレンズもう一本買えちゃうもんな。
コンパクトだしAFよさそうだし自転車用にはもってこいじゃ・・・
予約しないと買えないってのが何とかブレーキになってくれていますが(汗)


そのうちあとから家を出たひーこさんが合流したので撤収しつつもうひと探し、最後にキビメスを見つけて鳥撮りは終了。ほんとはエゾビも狙ってたんですがエゾビ居なかった(><)
キンモクセイと秋の渡り_c0403199_22203315.jpg
帰り際にお腹を減らしたひーこさんのためにGさんおすすめのラーメン屋に行ったらGRNのポタチームもやってきてちょっとだけ週末ミーティングもできました。

というわけでキンモクセイの香りと秋晴れの下、たっぷり鳥撮りの週末でした。

夕方にはちゃんとタイヤ交換もしましたよ。今回はピレリのANGEL GTです。
そろそろフロントフォークのOHもしなくちゃなあ・・・



# by toraorat | 2022-10-04 23:30 | 野鳥 | Comments(0)
2022年 09月 27日

2022年夏の北海道 原生花園の部

7月初旬の北海道遠征。去年に引き続き流れてしまいそうなので画像メインで簡単に上げときます。
まず初日は女満別に午後2時過ぎ到着。

そこから車で1時間ほど移動してRICKさんたちが去年ベニマシコをいっぱい見たという原生花園へ。
車を止めて外に出るとほんとにベニマシコが何羽もヒッポヒッポ鳴いています。
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オオジュリンも元気に囀り中でした。
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ただまだ先があるのでほどほどで切り上げ次の原生花園に移動。
到着したのは午後5時前でした。

さあ、ノゴマはどこだ?
まずはノビタキが良い所に登場。
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しかし後が続かず。ノゴマはどこだ!?
全然姿が見られないまま時間切れ。次の日の朝にかけることにして撤収し宿へ向かいました。

翌朝、北海道タイムに合わせ早起きして出かけようと外を見ると、丁度漁船が出漁するところでした。
それじゃこちらも出撃!
2022年夏の北海道 原生花園の部_c0403199_22483473.jpg
昨日の原生花園につくと昨日の夕方よりだいぶ賑やか。
エゾセンニュウがメインですが、ノビタキのきれいな囀りも交じっています。
でもノゴマらしき声は聞こえないなあ・・・

まず去年頻繁にノゴマを見かけたところに行ってみるとモズがギチギチ鳴いていました。
2022年夏の北海道 原生花園の部_c0403199_22483463.jpg
そのモズとバトルを繰り広げていたのは予想外のアリスイ
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北海道じゃ繁殖しているんですよね。夏のアリスイは初見です。
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アリスイの後に聞こえてきたのはベニマシコの声。
だんだん近くなってきたな、と思ったらちょっと離れた枝にとまりました。
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するとその後すぐそばに飛んできたベニマシコ!
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おお~近い!大興奮しつつもそっとシャッターを切り続けます。
こんな時ほぼ無音のZ9は警戒されなくていいですね。
鳥AFもちゃんと仕事をしてくれているようです。
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昨日よりまともに撮れたベニマシコにはもう大満足。
さあ、次のターゲットの本命ノゴマはどこじゃ?

声もしないのでとにかくうろうろしていたらノビタキに遭遇。
北海道では普通種ですが大好きな鳥なのでこれはこれで嬉しいのです。
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オオジュリンも良いところで囀っていました。
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声ばかりでどこにいるかわからないエゾセンニュウも
草原をよく見ていると時々見える所に出てきてくれました。
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さてノゴマはどこだろう?困り果てているところにカメラマン登場。
情報交換しているとノゴマは去年とは全然違うところにいることを教えていただき
そちらへ行ってみます。すると遠くのシシウドに止まるノゴマ発見!
ちょっと遠いけど今年も会えた~
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いる場所がわかってしまえばこちらのもの。
あとはノゴマ一筋でじっくり待ち作戦です。

その甲斐あって近距離での遭遇に成功!
800mmなので鳥は思っていたより大きく写りますね。
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海岸の岩場にとまるとモノトーンの中に喉の赤がひときわ鮮やか。
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このエリアには2羽のノゴマがいて一触即発の雰囲気が漂っていましたが
おかげで動きも活発。パタパタしてくれたり
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パシュっとしたり
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きれいな囀りとともにルビースロートを堪能させてもらえました。
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来年もまた会えることを祈ってほどほどで撤収。
こうして朝撮りは満足いくものになりました。
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この日はこの後大移動して根室へ向かいます。

続くのか?






# by toraorat | 2022-09-27 23:38 | 2022夏の北海道 | Comments(0)